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最近は、日々新しい情報が出てきます。それに応じて商品やサービスも驚くスピードで新しいものが開発・発売されています。
つい先日まで売れていたものが、突然売れなくなるご時世です。
この話は「プロダクト・ライフサイクル」の話にもなってくるので、また別の機会にお話しできたらと思いますが、つまり、どれだけ売れている商品・サービスもいつか売れなくなる時がくるということです。
なので、私たちは、常に新しい商品や・サービスをお客さんに対して提供をし続けていかなければいけないことになります。
しかもそのサイクルがとても早い現代なので、本当に大変な世界でビジネスをしていることになります。
この新しい商品やサービスを考えることがとても大変な仕事になるわけなのですが、ここで多くの方は「ある問題」に当たります。
アイデアが浮かばない
その「ある問題」とは「アイディアが浮かばない…。」
ということです。
何かお客さんに新しい商品や・サービスを提供しなければと思いつつも、一体何を提供したら良いのかが、全く検討もつかないということです。
特に、ずっと一つの仕事をし続けた方ほどこの問題に直面しているという印象を受けます。
実はそんな、なかなかアイディアが浮かばないと悩まれる方々は、ある落とし穴にハマってしまっていることが多いです。
それは、「何か画期的な方法はないか?」
ということをずっと考えてしまっている。つまり「クリエイティブ」なことはないか?と
ずっと考えてしまっているということです。
いわゆる「業界初!」とか「業界の異端児」みたいな、誰も考えもしなかった革新的なアイディアを追い求めてしまっている状態です。
そしてこの場合は、仮に出たアイディアは、うまくいかないことが大半です。
なぜなら「これやったら面白そう」とか「自分の主観」と「今までの経験」から考えた想像の域から出ていないアイディアであり、それが実際に売れるかどうかは全く別の話だからということです。
他にも、自分が知らないだけで、すでに誰かがやっているアイディアかもしれないですし、すでに誰かがやってうまくいかなかったアイディアかもしれません。
また全く新規のアイディアの場合は、あなたの手元には知識やノウハウも全くないからです。
そして、まず第一に、誰も浮かんだことがないような画期的なアイディアは一部の天才でない限り出てくる可能性は、限りなく低いからです。
と考えると、クリエイティブなことはできない。もしくは考えることは難しい。ということが言えます。
しかし、それでは当然ビジネスが縮小してしまいます。
では、どうすればいいのか?
アイデアの答えは?
その答えは「お客さんが持っている」ということです。
ビジネスは、商品サービスに価値を感じてくれるお客さんがお金を払ってくれることによって成り立ちます。
そして、世の中の商品・サービスは基本的にお客さんの問題解決や欲求を満たしてあげるために存在しています。
と考えると、お金になるアイディアは「お客さんが持っている」ということが言えます。
あなたのお客さんは、何に悩んでいて、どんなことを叶えたいと思っているのか?を徹底的に考え・調べるということです。
場合によっては、インタビューという形で聞いても良いかもしれません。
既存のお客さんを集めて、どんなことで悩んでいるのか?どんな商品やサービスが欲しいのかを聞いてみるということです。
そのお客さんの悩みや問題・叶えたいことを解決してあげる商品を作ることができれば、それが「お金のなる木」になります。
何か画期的な方法はいりません。クリエイティブなことはいりません。
とにかく、「徹底的にお客さんの利益になることは何か?」と考えることが、結果として大きな価値になり、お金を生むことになります。
私は、サラリーマン時代「どうやったらお客さんの売上が上がるか?」ということを徹底的に考えて、それを実践しお客さんのサポートをしていたことで、ライバルと一切比べられることなく、お客さんと長く優良な関係と継続的な売上を作ることができました。
- あなたのお客さんは、どんなことに悩んでいるのか?
- どんな商品やサービスが欲しいと思っているのか?
お客さんの利益になることを徹底的に考えてみてはいかがでしょうか?
Fluff Up Support 代表/若手士業イノベーション協会 代表理事 岩脇政憲
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