DREAMJOB Innovation Lab

若手士業イノベーション協会×DREAMJOB Innovation lab「ライバルと競争することをやめる」

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私たちは、資本主義という土台の上でビジネスをしている以上「競争」は避けることができない通り道です。
いかに「お客さんに選ばれる存在になれるのか?」」ということのために、日々しのぎを削っているはずです。

では、基を正すと「誰」と競争しているのでしょうか?

おそらく「競争する」ということを考えると「ライバルとの競争」と考えますよね?

  • うちは◯◯より対応が…
  • 当社は他社よりも価格が…
  • 弊社は機能の面が◯◯よりも…

などいろいろな営業トークを繰り広げ、
お客さんから選ばれるために他社比較の話をしながら、
熾烈な争いをしているはずです。

しかし、ライバルとの競争には終わりはありません。

  • 「他がこの金額で来たから、うちはここまで下げよう!」
  • 「他者がこんな早い対応をしてきたのだから、自分はもっと早く…」
  • 「ライバルがこんな提案をしているのなら、うちはそれ以上のことを…」

など、ライバルが対応してきたら「それ以上」を目指していかなければいけません。そしてそのスタンスで、お互いに対抗しているわけですから、その競争は当然エンドレスになります。
そして、ライバルとの競争は、自分や周りの人たちに負担をかけることも少なくないので、負の相乗効果にもなる可能性も高くなります。

ちなみに「価格競争」は最悪です。

いわゆる「値引き」や「安売り」によるライバルとの競争戦略です。

一見、「企業努力といえばこれ!」というくらいにすぐ出てくるキーワードになりますが、無作為な価格競争は努力することを怠った一番の悪の根源だと考えています。
確かに、目先はお客さんのためになるかもしれません。しかし、中長期をみると、お互いに良いことは少ないことがほとんどです。

例えば、

  • ライバルも下げてくるので、どんどん価格が下がっていってしまう。
  • 業界自体が利益が出ない体質になる。
  • どこかにしわ寄せがいき、のちの大きなトラブルにつながる。

など、結果として目先の利益以上に大きな損失につながる可能性が高くなります。

つまり最後に誰も得をしない事態を引き起こしてしまうのです。

確かにライバルの動向や、取り組みなどは注意を怠ってはいけません。
情報を仕入れることは大切ですし、切磋琢磨しあえる相手がいることは素晴らしいことです。

しかし、情報の間違った扱い方をすると大変なことになります。

「情報は今後お客さんのために何ができるか?」

ということを考えるうえでのただの材料や指標であり、それに振り回されては元も子もないということです。

過剰に意識してしまったり、変なところで対抗意識を燃やしても先のような結果を生んでしまいます。

では情報をどうやって活用すれば良いのか?

ライバルがやっていない、自社の強みを発見することです。
そして、他者が出来ない強みを伸ばしていくために情報を活用します。

今までは
「情報を手に入れる→ライバル以上に頑張る」

だったものを
「情報を手に入れる→ライバルが出来ない分野を伸ばす」

という考え方にシフトして「いかに競争しなくても済むような戦略」をとることができないか?
ということを考えてみてはいかがでしょうか?

例えば、ライバルがとても早く情報を届けるなら、

  • 「その情報の有益な使い方を届けるようにする」
  • 「一緒にその活用の仕方を考える」
  • 「別の視点から考えた情報をお届けする」

などライバルが提供してくるものとは別のもので価値を提供できないか考えていみてはいかがかなというものです。
私は前職時代、この考え方にシフトしてから働き方が大きく変わりました。
ライバルが取り組んでくる施策についても、多少のことでは全く影響されることがない仕組みを構築することができました。

「ビジネスはあくまでお客さんのため」

売上を上げるために日々取り組まれているはずですが、全てはお客さんのためにやっていることです。ライバルに勝つためではありません。
日々押し寄せる情報のなかで、「いかにライバルよりも」も大事ですが、「いかにお客さんにとって価値があるものを」というスタンスでもう一度戦略を練り直してみてはいかがでしょうか?



Fluff Up Support 代表/若手士業イノベーション協会 代表理事 岩脇 政憲

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