マーケティングやビジネスをすると、いろんな知識がついてきます。
それに応じて、正しいプロセスや、正しい手順などが明確になってきます。
結果、成果を出しやすくなってくるのですが、、
と、同時に問題も出てきます。
それは、「スピードが遅くなる」という問題です。
さらにいうと、
「このプロセスや、手順を必ず踏まないといけない」
と思い込んでしまうことです。
正しいノウハウや方法を学ぶと
手順やプロセスが複雑になるケースがよくあります。
すると、それだけかかる労力が時間も増えてきます。
結果、
「これが間に合っていないから」
「これができていないから」
「これをしていないから」
という理由で、販促計画が遅くなる。
イベントが実行できない。
というような問題が出てきます。
売上を上げるために考えている内容が、
結果的に売上を上げることを遅らせてしまっている。
という矛盾が生まれます。
ビジネスで大事なことは「スピード」です。
確かに、プロセスや手順を踏むことは大事ですが、
1番の肝は売上を立てること・お客さんに価値を提供することです。
となったら、
いかにスピードを上げることが大事だということです。
スピードは、必ずしも
「プロセスを進めるスピード」だけではありません。
・1回で済ませることができないか?
・プロセスを飛ばすことはできないか?
などを考えることも大事だということです。
先日も、猶予が2日しかない中で、企画を打つことをしたのですが、通常なら3つぐらいのステップを踏まないといけないと言われる内容でした。
しかし、そのステップを正しく進めるには、5日ほど準備が必要になるため、間に合いません。
「1日で提供する方法はないか?」と考え、結果的に1ステップで販売する流れにしました。
結果としても数十万ほどの売上を上げることが出来ました。
いかに、早く、企画を打ち、早くお客さんに提供できないか?
シンプルに考えてみてください、
Fluff Up Support 代表/若手士業イノベーション協会 代表理事 岩脇政憲
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