DREAMJOB Innovation Lab

若手士業イノベーション協会×DREAMJOB Innovation lab
「強みだけ」ではうまくいかないもう一つの要因とは?



ビジネスでより成果を出すために、
強みや得意なポイントを伸ばすということは、重要なことです。

ただし、「強みだけ」伸ばしてもうまくいかない時があります。

たった一つのマイナスポイント・弱いポイントによって、強みを打ち消してしまう。
 
もしくはあなたの成長を止めてしまうことがあります。

それが「ボトルネック」です。

例えば、
目の前に鎖があったとします。

その鎖は5つの輪で繋がっていたとします。

ちなみに、この5つの輪は強度がどれも違っていて、
順番に、10kg、3kg、5kg、20kg、30kgの重さに耐えられる輪が繋がって1本に鎖になっています。

その鎖に重りを吊り下げて、その鎖が何キロで切れるのか?
を測定することになったとします。

この鎖は、何kgまで耐えられるでしょうか?

言い換えると、何kg以上になると切れてしまうでしょうか?

正解は、、、
3kgです。

3kg以上の重りを吊り下げると、
この鎖は3kgの重さしか耐えられない鎖が真っ先に切れてしまうことになります。

これが「ボトルネック」です。

何を言いたいかというと、

他の輪の強度をどれだけあげたとしても、、

例えば、先の輪の強度を100kg、3kg、30kg、200kg、300kg
にしたとしても、

この3kgの輪の強度を上げないと、
この鎖はいつまでたっても3kg以上の重りに耐えることができないということです。

これが実はビジネスにも置き換えられます。

どれだけスキルやノウハウ、強み・営業力を伸ばしたとしても、あなたのボトルネックを解消しないと、ビジネスは発展しないということです。

全てそれが障害となって、あなたの足を引っ張ることとなるということです。

例えば、
・営業力はあるけど、動き続けないと売上が上がらない
・自分が動けなくなった途端に仕事が回らない
・会えれば契約できるのに、時間が足りない
・商品やサービスは良いのに、納品体制が整っていない

というようなイメージです。

確かに、強みを伸ばすことはとても大事です。

強みが最大の価値を生み出すポイントであることは間違いないです。

と、同時に、
「ビジネス全体」「設計」として見たときに、あなたの足を引っ張っている「ボトルネック」は何なのか?を考えてみることもオススメします。

発見した途端に、一気に加速する可能性が大です。



Fluff Up Support 代表/若手士業イノベーション協会 代表理事 岩脇政憲





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