勉強熱心で、商品に思い入れがある方に多い、ある落とし穴があります。
それは、
「わかりにくくなる」
という落とし穴です。
・いかにすごい商品なのか?
・どれだけすごいメソッドなのか?
・どういう効果があるのか?
などを詳しく伝えたくなります。
その気持ちはすごくわかります。
それだけ情熱をかけてることなので、絵にしたり、図にしたり、資料にしたり、、
いろんな手段で「詳しく」伝えたくなります。
実は、ここが落とし穴です。
あなたが、専門的に、詳しく、熱を持つほど、、、
お客さんは興味が薄れてきます。
お客さんは「この話終わらないかな、、、」
と思ってしまいます。
なぜかというと、
「お客さんは自分にどう関係があるのか?」
しか興味がないからです。
自分にとってどんな良いことがあるのか?
自分にとってどんな変化があるのか?
自分にどんなことがもたらされるのか?
それしか興味がありません。
しかもその判断を、
その話題になってから数秒で判断します。
あなたが話し始めて「難しそう、、、」となった瞬間に
売れないフラグが立つことにるということです。
例えば、
「〇〇戦略を使うことで、5ステップであなたの本質的な問題を発見することができ、、、」
とみたいないことを伝えて、お客さんがワクワクしなかったら、
そこでアウトだということです。
となった時に、
僕たちがしなければいけないことは何か?
その数秒で興味を持ってもらうことです。
その数秒で
・自分に関係があるのか?
・自分がどんな未来になるのか?
をわかりやすく、明確に伝える必要があります。
そこで興味を持ってもらって、
初めてこれまで用意したプレゼン資料を見せる段階に移ります。
「このチェックシートを使うだけで3ヶ月で売上が2倍になります」
と伝えて、
「それって、どんなシートなんですか!?」
という一言が引き出せないと次には進められないということです。
どうやったら目の前の人が、
「それ欲しい…」
「それどういうことですか?」
「詳しく聞いていいですか?」
ということを
一言で・ワンフレーズで伝えられないか?
ぜひ、考えてみてください。
Fluff Up Support 代表/若手士業イノベーション協会 代表理事 岩脇政憲
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