DREAMJOB Innovation Lab

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発行 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
編集 DREAMJOB Innovation Lab

「人事制度導入の最大の目的とは?」

会社を長期的に守り・発展させていくのは非常に困難!!

経営において、困難なのは、創業か、守成どちらだと思いますか?
守成というのは、会社を守り継続発展していくことです。

創業時には顧客獲得や売上拡大、資金繰りなど様々な困難があります。
創業時はビジネスを軌道に乗せるために、創業時の大変さがあります。

その後それを乗り越えて、会社が順調に成長していくと、
次の課題は必ず「組織や人」の問題が発生します。
たとえば、離職や人材育成、人間関係のトラブルです。
社内で大きな人間関係のトラブルが発生すると、社長や担当者は多大な対応時間を費やすことになりますし、精神的なダメージも大きく、一時的な事業停滞を招きかねません。
会社経営において、この課題に直面して足踏みしている会社が実際に非常に多いです。

どちらが大変かは、大変さの種類が違うので、一概には言えませんが、会社を長期的に守り発展させていくのも非常に困難かと思われます。
なぜなら、国税庁の調査でも次のとおりのデータがあるからです。


出所:国税庁「国税庁の統計調査による企業の生存率」の学術記事

会社が30年後に存続するのが0.025%というのは、非常に厳しい恐ろしい数字となっています。

成長フェーズに入った会社に最も必要なこととは?

それでは、創業から順調に売上を伸ばすことができて、会社として成長フェーズに入った場合、会社が継続発展するために最も必要なことは何でしょう?

それは、
「組織としての道筋、それを実現できる組織と人材像、ルールを選択し、本当にやるべきことに徹底的に集中すること」
と考えています。

・会社は今後どのようになりたいのか?
・何年後までにどうなっていたいのか?
・そのために、最低限必要な組織体制や人員体制はどの程度必要なのか?
・どんなことができる、どのレベルの人財を、いつまでに採用するのか、あるいはどのように育てたいのか?

このあたりのことが明確になると、本当にやるべき課題ややることも明確になってきます。
あとは、会社ごとに最優先でやるべきことに徹底的に集中すれば良いと思っています。

そのため、防げたはずの問題に足を引っ張られないよう、
会社の目指す姿(以下、ビジョン)を実現するための枠組み、環境を設定するため、
会社が抱えている課題を解決するために、
「仕組み=人事制度」が必要になってきます。
これが、人事制度を導入する最大の目的になります。

会社のビジョンを実現する可能性を高めるには

社員5~10名であれば、なんとか社長一人で社員が何をやっているかフォローできる可能性もありますが、社員15名以上になってくると、私が支援している中小企業の実態を踏まえると戦略的に人を動かし、人材育成のフォローをしていくのは至難になってくるかと思います。

会社のビジョンを実現するためには、組織と人の面をどう整備していけば、実現する可能性が高まるのか。
そのようなことを考えていけば、ゆくゆくは以下のようなことが得られることに繋がってくるかと思います。

・人間関係による、思わぬ事業停滞を防げる
・組織に結束が生まれる
・共通言語が生まれ、意思疎通が容易になる
・本当にやるべきことは何か?、どんどんイメージできるようになり、自信をもってビジネスを行うことができる
・会社が目指す成果を出す組織に変えることができる

ぜひあなたの会社でも現状はどのような状態なのか、これから何を成し遂げていきたいのか?考えてみてください。

社会保険労務士法人ユニヴィス 代表社員 池田久輝

当該コラムは、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の協力のもとに、DREAMJOB Innovation Lab(運営:株式会社DREAMJOB)が運営管理しております。